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今週はだいぶ積もった [日常]

午前中は3年生を連れて野外調査に出かける。まあ、卒業研究で雪の中を調査することはないのだけど、大学院志望の学生もいるので、冬の調査もちょっとだけ体験してもらう。ただ、スノーシューは自分の分しかないので、50cmほど積もっている林業試験場の調査はあきらめて、長靴でも対応できる角間を歩く。駐車場のすぐ近くのカメラでも動物が確認されていた。

角間はずいぶんと果実が減ってきたので、シロダモ、ヒメアオキ、ヒサカキ、ハイイヌツゲ、キヅタなど常緑の植物を見ながら、ゆっくりと雪の中を歩く。高木の果実で残っているのはカラスザンショウくらいか。時折、エナガの群れやヤマガラなどが通過していく。林床のヤブランはほとんど食べられていたけど、ジャノヒゲはまだ残っていた。ヤブランは雪からちょうど果序がでていて、食べやすかったのかも。

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昼食後は卒論データの確認作業。図表をチェックして、ここ数日、撮影写真から読み取った果実データを確認してみると、意外にきれいな図に仕上がった。へー、ちゃんと鳥が訪問しているときに果実が減少しているパターンが見えそう。1種しか鳥が食べていないので、クリアーに出ているのかもしれないけど、毎回、調査時にこまめに写真撮影しておいてよかった。あと、意外に虫害を受けている果実が多いということもわかった。果実が持ち去られたのは3-4割といったところ。大学キャンパス内でも果実が食べられることはわかったので、来年はポケゼミとかで調査をしてみても良いかも。

年末に引き受けた南アフリカからの学位論文2つがようやく到着。150ページ×2つは結構大変そう。1つは自分の専門分野、もう一つはジサイチョウのネタ。ジサイチョウはちょっと勉強しないと難しいかも。

ようやく雪が降りだした [日常]

本当は昨日、調査に行きたかったのだけど、時間を作れなかったので仕方がない。午前中は雪の予報だったので、定例調査に出かける。林業試験場内もまだ雪が積もってくるまで移動できないほどではないので、果実の状況だけ確認に出かける。雪の中、カメラは無理に確認する必要はないだろう。果実がよっぽど減少していない限りは、交換するまでもないだろう。ただ、本格的に雪が降ってきて、埋もれてしまうとどうなるかちょっと心配。30分ほどでほとんど変化がないことを確認して移動。1か所だけ食べられていたのは、道端のところで目立つのだろうか。雪が強くなる前に確認を終えることができてよかった。

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そのまま角間に移動して、こちらも定例調査。林業試験場ほどの雪ではないけど、寒い。いつも車を止めている場所にやたらとカラスが群れていた。ハシボソガラスか。数十羽いるなあ。窓開けて写真を撮ろうとするとすぐに逃げていく。駐車場から竹林を抜けて、調査トレイルに向かう。尾根沿いだと雪で埋もれているわけでもない。林床のヤブコウジ、カラタチバナも少しずつ食べられて数が減ってきた。一度に全部を食べてしまうわけではないらしい。量的には一度に全部食べてもよさそうな気がするけどなあ。

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タヌキの糞を回収しようと思っていたのに袋を忘れてきてしまった。ケンポナシの種子が多い。イチョウの種子だけ発芽実験用に回収しておこう。もっとたくさんあるのいいのだけど、まあ、何もないよりはまし。

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そういえば、年末に共著論文が一つ受理されたとの連絡を受けていたのだった。わたしは種子の同定が主なお仕事。もうちょっと種レベルまで落としたかったけど、行ったことがないところだけに仕方がない。

Tsuji, Y., Ningsih, J. I. D. P., Kitamura, S., Widayati, A., & Suryobroto, B. (in press) Neglected seed dispersers: endozoochory by Javan lutungs (Trachypithecus auratus) in Indonesia. Biotropica.

昨年末に投稿した和文の共著論文もコメントが返ってきた。コメントにしたがって改訂すれば受理されそうな雰囲気なので、早急に対応する。コメントを反映させるために追加で必要な文献を集めて、読み直す。先行研究が先に出てしまったのはちょっと残念だけど、十分に面白いデータを提示できていると思います。

週末はセンター試験の監督業務。毎年のこととはいえ、体調管理に気を使う。

今年の初調査は曇り空 [日常]

どうにか天気が持ちそうだったので、朝から林業試験場へ自動撮影カメラの確認に出かける。何も考えずにいつもの道で移動してしまい林業試験場の手前で渋滞にはまる。ああ、白山比咩神社に初詣に出かける人たちがいるんだった。駐車場に入るために渋滞しているらしい。そういえば、去年も同じようなことを思ったのだった。大した渋滞ではなかったけど、来年も忘れそうなので、メモを残しておく。

キツツキのドラミング音がするので、見上げるとアカゲラがいた。天気がいまいちだったから、Coolpix持ってこなかったんだよなあ。仕方がないのでTG4で記録しておく。拡大するとどうにか見える程度には撮影できた。時折、雨がぱらつく間は傘をさしたりして、2時間ほどでカメラの確認を終了。2週間前と同じでほとんど変化なし。ただ、去年も1月4日に確認したときはほとんど変化がなく、その次の1週間で急激に果実が減少した。今年もこれから食べられるのかもしれないので、注意しておかねば。

いったん大学に戻り、昼食会に参加して他の研究室の教員と卒業研究の進み具合について情報交換。どこの研究室も苦労している様子。うちの研究室も例年と比べると進み具合が遅いので、これから頑張ってもらいましょう。まずは図表を完成させてくれないことには、本文が書き進められんからなあ。例年は年明けに方法と結果くらいは仕上げているのだけど、今年はどうなることやら。

昼食後、天気予報をチェックして、角間にカメラの交換に出かける。金沢大学はすでに講義が始まっているのか、駐車場がほぼ満車。4日から講義って、結構大変だなあ。林業試験場とは違って、こちらはかなり果実が減少していた。まあ、角間の雑木林の方が林業試験場のスギ林よりは果実食鳥類の個体数は多いだろうからなあ。マムシグサ、ヤブコウジ、カラタチバナなど赤い果実は林床でよく目立つ。前回の調査時に確認したタヌキのため糞サイトはまだ利用されている様子。新しい糞が追加されていた。最寄りのイチョウからの距離を考えると軽く数百メートルは移動している。もうちょっとたくさんのため糞サイトを見つけることができるとよいのだけど。

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夕方に研究室に戻って撮影された映像を確認。シロハラは林床で落ち葉をひっくり返している。ルリビタキやヒヨドリもこのあたりをウロウロしているらしい。来週、もう一度天気が良い日にしっかり確認しておきたい。

宿題を一つ仕上げた [日常]

28日が締め切りの書評を書きあげるべく、いただいた本を繰り返し読んでは修正して、ようやく完成。朝一番に送付。締め切り前に仕上げることができてよかった。同じ研究室に3年間はいたはずなのだけど、この本を読んで初めて知ったことも多い。いろいろな形でみんなつながっていたんだなあ。

今回の冬休みはあまり研究室に来なくてもよさそうなので、ヤマナメクジたちの世話を終わらせておく。2014年に研究室にやってきた大型個体たちもまだまだ元気にしており、普通に数年は生きる生物みたい。もちろん、交尾回数とも関係するかもしれないので、複数個体を同居させているとよくわからんけど。寒さには強いようで、ちびっ子たちや大型個体も元気にナメコを食べていた。大型個体はあまり気にしないようだけど、ちびっ子たちはナメコのぬるぬる部分が苦手な様子。

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ようやく明日から去年の卒研データの投稿準備に取り掛かることができそう。結局、もう少し手直ししようと思いつつ、ギリギリまで時間がとれないことを数年繰り返しているので、来年の卒論は終了した段階でさっさと投稿しまった方が効率はよさそう。でも卒論の時には、これでいいかと思ったものが、今読み直すと微妙な表現もあるので、冷却期間を置くことは大事なのは間違いない。まあ、日本語だから余計に気になるのだろうけど。

注文していたゴミムシダマシ図鑑が届いたので、パラパラと眺める。素晴らしい写真がたくさん並んでいて、見ているだけでも楽しい。野外で見かけたり、インターバル撮影に記録された連中も掲載されているんだろうなあ。おまけのカレンダーはクワガタとゴミムシダマシだったので、クワガタのカレンダーはプレゼンとして、ゴミムシダマシのカレンダーを自宅に持ち帰る。好評だったので、居間に貼ることになった。うちの子どもはニジゴミムシダマシ系の色合いが好きらしい。

先日、投稿して1日リジェクトされた共著論文は次の雑誌も投稿してから2週間後にエディターリジェクトされたとの残念な連絡。この雑誌は個人的にも好きだけど、半分はエディターリジェクトしているらしい。いくら充実したサンプリングの種子散布ネットワーク分析でも、1か所だけだとインパクトは弱いか。まあ、次にトライしましょう。

今年最後の野外調査 [日常]

晴れていたので、朝から林業試験場に出かけて、哺乳類調査用のカメラを回収。雪は大したことがないけど、それほど頻繁に確認に出かけることができるわけではないので、今日で撤収。5年目になって新しく撮影された動物はいないけど、ニホンザルの群れの撮影頻度は間違いなく高くなっている。山にいた群れが押し出されてきたのか、それとも人里に慣れてきたのかわからないけど、去年と比べても出現頻度が高い気がする。

落葉して明るくなっている場所もあるけど、あまり天気がよくなかったこともあり、センサーは問題なく作動していた。サクサクと歩いていたら、目の前のカモシカに気が付くのが遅れて、怒られた。いつも見かける個体だけど、今日は1頭だけでウロウロしているらしい。回収時にチェックした限りでは、ニホンジカが一度撮影されていた。あとは定番のイノシシ、タヌキ、テン、カモシカ、ニホンジカでクマは今月はなし。でもまだ冬眠していないんだろうな。

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林業試験場内に食べ残されているマムシグサはさすがにすべて倒れてしまった。まあ、スカスカだから水が抜けてくると倒れるようになっているのだろう。1個体だけ赤くならなかったけど、色はそのままだった。何か色素が足りなかったのだろうか?フユイチゴが残っているけど、もうちょっと量があればなあ。ヒヨドリジョウゴは全く食べられている様子がない。

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研究室に戻って昼食を済ませてから、角間に出かける。こちらもマムシグサはすべて倒れてしまった。カラタチバナ、ヤブコウジは赤い実をつけているけど、シロダモやムラサキシキブの果実はほとんどなくなった。木の上から食べられるのか?林床の草本が枯れてくると、今まで埋もれていたものがいろいろ見えてくる。こんなとこにもマムシグサが生えていたのか。帰りに植物園によって、周辺の果実を撮影。あんまり食べられていない様子。明日以降は天気がいまいちなので、今年の調査は今日で最後になりそう。

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