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インド打ち合わせ帰国日 [研究]

早朝にバンコクに到着。さすがに3時間半のフライト中2時間ほどしか眠れなかった。名古屋行きのフライトに乗る辻さんと別れて、私はタイに来た時によく買っているドイトンのコーヒーとクッキーをお土産に購入。これでタイバーツはほとんど使い切ってしまった。次にタイに来るときには両替せねば。まだ時間に余裕があったので、ちょっと贅沢にカオニャオマムアンをいただく。さすが空港価格だったけど、おいしいマンゴーだったので、満足。まあ日本で食べるよりは安いしな。

バンコクから成田への機内はさすがにのんびりして、ブレードランナー2049とか、ジオストームとか見て過ごして、ほぼ定刻に成田に到着。ただ、荷物がなかなか出てこなかったので、20分ほど荷物待ち。Wifiを返却して、駅に急いだけど、早い電車に乗ることはできなかった。もう20分早い電車に乗れると1時間早い新幹線に乗れたのだけどなあ。ただ、荷物を回収するときにきちんとカギをチェックしていなかったのが失敗。預けた時に壊れてしまっていたらしい。カギなんか壊れたことがなかったから、チェックしていなかったなあ。

上野で晩御飯にソバとミニ天丼を食べて、新幹線に乗り込み帰宅。自宅はずいぶんと雪が少なくなっていた。

まあ、また明日は秋葉原に出張だったりする。
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インド打ち合わせ四日目 [研究]

朝は早起きして、日本時間9時からの生態学会の理事会の打ち合わせネット会議にインドから参加。意外とスムーズにつがる。さすが4G対応。前回のマレーシア調査ではほとんど使えなかったけど、今回は都市部ということもあり、きちんとつながる。そのまま3時間ほど理事会の資料を確認して、会議が終わったころに朝食の連絡。

今日はキャンパスを出て、しばらく歩いたところにある店で、米粉とヨーグルトを混ぜて蒸しあげた南インドの伝統的な朝食をいただく。ものらしい。初日の朝に食べたものとよく似ているけど、ふわふわでおいしい。どうも外国人が来ることは、お店にとって良い宣伝になるらしく、私達が食べている様子の写真をあとで送ってくれるように店の人から言われる。

朝食後はSindhuさんと辻さんでマカクの種子散布絡みの研究の打ち合わせ。本当はインド側で主なデータを集めているAsmitaさんが参加できればよかったのだけど、いないものは仕方がない。辻さんたちの論文のConcept noteをまとめる打ち合わせを横で聞きながら、私はサイチョウ論文を書く際のConcept noteをまとめる作業。サイチョウの体サイズの情報は図鑑からまとめておく必要があるけど、前に作ったことはなかったかな?辻さんたちは今回の共同研究とは別テーマで発展的な研究ができないかいろいろと相談。

途中、昨日の打ち合わせ時にKimさんから教えていただいた情報のメールが転送されてくる。昨年末にデータペーパー書くからと一部の種子散布研究者に共同研究が持ちかけられていたメールが私には届いていなかったらしい。生態学研究センター時代のメールアドレスに送られてもなあ…。自分の手持ちのデータを少し加工すれば、対応できそうなので、共同研究に加わる旨を筆頭著者に連絡する。Kimさんがすでに自分のデータを入力済みのエクセルシートを送ってくれたので、それを見ながら作ればよさそう。帰国後にできるだけ早く対応したい。

昼食後もインド滞在中にできる仕事をできるだけ終わらせておく。お、査読依頼も来たけど、とりあえず保留。帰国後に返事しよう。昨日、お願いしておいた申請内容の変更手続きができそうだとのことで、急遽、新しいスケジュールを反映させた書類を作成して返信。これで来年度の予定はかなり固まった。10月下旬と11月下旬にインド側の研究者が訪日して、霊長類研究所で打ち合わせとセミナーを開催する予定。特に10月下旬はKimさんとSoumyaさんが来るので、種子散布の話をしてもらおうかなあ。

夜はバーに出かけて、インド料理の夕食をいただく。キングフィッシャービールをおいしくいただきました。21時までゲストハウスに滞在して、21時15分にタクシーに乗り、空港へ移動。さすがに夜は渋滞していないのでスムーズに移動。その後、空港で荷物を預ける際にWifiの大容量電池をスーツケースに入れたままにしてしまい、館内放送で呼ばれる羽目になる。普段、大容量電池なんて借りないので、すっかり忘れていた。いったん、出国審査を終えてしまっていたので、タイ航空のスタッフにいろいろとお世話になる。すみませんでした…。空港の本屋で今更ながらMammals of Indiaのガイドブックを購入したので、キャンパス内で見かけたリスの種名をチェックしておく。夜中のフライトでバンコクへ移動。
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インド打ち合わせ三日目 [研究]

インド時間に慣れてきたのか、今朝は目が覚めたらすでに6時を過ぎていた。ただ、明るくなるのはもう少し後。朝食をゲストハウスのスタッフに買ってきてもらって宿舎で食べる。初日とはメニューが違って、トーストを購入してきた様子。卵が破産であっておいしい。

9時にSoumyaさんとKimさんがやってきたので、昨日までの打ち合わせの続き。二人とも今日から別の場所へ移動するので、朝の時間に最終確認しておかねばいけないところだけ確認しておく。その後は水曜日の朝に毎週開催されているこちらのセミナーに参加する。3名が15分ずつ話すスタイルだったけど、最初の学生はずっと座って原稿を読み上げるスタイル。二人目が研究室のPIで、ボンネットモンキーの餌もらい行動と意識の話でちょっと小さめの字で書かれたスライドを交えた話、三人目はアジアゾウの学習の話だったけど、プロジェクターの変換コネクタをもってきていなかったらしく、スライド投影はなし。インドの人がすべてそうとは思わないけど、早口でちょっと専門外の話をされるとついて意見なあ。その後、30分ほど討論の時間があったけど、これまた質問者がマシンガントークでまったく理解できず。リスニング能力をもう少し上げないといけないな。

その後は今回のプロジェクトでお世話になっているSindhuさんにようやくお会いする。昨日までは家族サービスだったとのこと。Soumyaさんはすでに移動してしまったので、昨日までに4人で話し合った内容をKimさんにまとめて話してもらい、プロジェクトの進め方を確認する。二国間の共同研究だけど、インド側で予算が使えるようになったのは9月からで、実質は11月までずれ込んでしまい、日本側のスケジュールと半年以上、ずれてしまうのはどうにかならんのだろうか。同じ予算をもらっているほかのグループはどのように対応しているのだろうか?

4人で別々の論文を担当するけど、タイムスケジュールとしては私と辻さんがそれぞれ担当することになる論文を優先することになりそう。10月までにデータをまとめて、日本でデータ解析合宿を行い、来年の3月には2つとも投稿することが求められている。少なくとも2年間の予算が終了するまでに論文を2つだすのが必須で、4つもでればスーパーハッピーだとのコメント。データセットがそろえば、4人とも論文を書くのは遅くはないので、どうにかなるだろう。既存のデータをしっかり確認して、データを持っている人に共同研究に参加することを呼び掛ける必要がありそう。これまでの3日間の話から、来年度の予定も含めてかなり方針が定まったのは良かった。けど、先週、日本にいる間に提出した来年度の予定と齟齬が出てきたので、修正申請できないか、大学経由で確認をお願いしておく。

昼食は初日同様に建物内の食堂でいただく。ゲストハウスの宿泊者は1食75ルピー(150円くらい)らしい。タイよりも少し高いかもしれないけど、お替り自由で、十分おいしくいただける。午後は送られてきた卒論のプレゼンファイルにコメントをつけて返却。12分のプレゼンで3600字はかなり多いので、大幅に削る方向で原稿を修正する。3200字くらいまで減らしたので、練習すればどうにかなるでしょう。しかし、1つしか送られてきていないけど、大丈夫なのか?

夕方は辻さんがニホンザルの生態と種子散布の仕事を紹介するセミナー。残念ながら参加者は多くはなかったけど、参加していた人にはそれなりにインパクトはあった様子。その後、夕食は中華料理屋へ連れて行ってもらい、チャーハンなどを楽しむ。食後にどうしてもキャンパス内でロリスを見たかったので、30分ほど探し回ったけど見つからず。キャンパス内にも結構いるらしいけど、なかなか簡単には見つからないものらしい。うーん、もっていないのか?明日は朝からネット会議に参加するので、10時前に就寝。
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インド打ち合わせ二日目 [研究]

今朝も早くに目が覚めてしまったので、メールチェックして、急ぎのものにだけ返信。まだ暗いけど、鳥の鳴き声が聞こえてくるキャンパス内のゲストハウスはいいですね。シロガシラトビと思われる鳴き声がひっきりなしに響いてくる。キャンパス内で営巣しているらしい。

今日はインドでは祝日なのだけど、SomuyaさんとKimさんが朝食を食べに7時半にむかえにきてくれる。今日はSoumyaさんのお父さんの車を借りてきたらしい。昨夜、散々歩いたところを車で移動しながら、キャンパスゲートを出たところでボンネットモンキーがお寺の入り口でゴミ箱をあさっていた。近くに車を止めて、しっかりと観察する。なるほど、こんな都市部で餌もらったり、ゴミをあさったりしているんですな。これはキャンパス内も行動圏に含まれているグループらしい。

その後、インド風の朝食をおいしくいただく。ウガンダで食べたエチオピア料理に似ている。昨日の朝食にゲストハウスの管理人のおじさんが買ってきてくれたものも同じだったので、これが通常のスタイルなのだろう。その後は昨日の打ち合わせ部屋で、今回の共同研究の進め方とゴールについて4人で打ち合わせ。といってもMcConkeyさんが議論をリードしてくれたので、こちらは必要な情報について受け答えした程度。こういった場で議論を仕切るくらいの語学能力はまだまだ遠い。

方向性として、サイチョウ類の種子散布の論文、マカク類の種子散布の論文、有蹄類の種子散布の論文、大型種子を散布する動物の論文と4人が一つずつを担当することまで決まる。まあ、プロジェクトの予定としては最初の二つが出れば十分なので、方向性としてはこれでよいだろう。ただ、マカクについては、肝心のインド側の学生が調査中で不参加なので、詳細は明日、彼女の指導教員が来てから確認することになった。それにしてもMcConkeyさんとかこちらの情報をうまくピックアップして、考えを整理していくのが上手。さすがフリーランスの研究者。

昼食はおやつとコーヒーで済ませて、5時まで打ち合わせを続ける。さすがに一日中、英語で会話していると疲れる。調査地間比較の論文をまとめるにあたり、必要な情報をピックアップして、必要があれば、適当な調査地の研究者にコンタクトをとって、データ共有をお願いすることになりそう。まずはカオヤイのデータを使える形にまとめなおす必要があるな。

夕方にSoumyaさんの運転でお土産品を見てまわるはずだったけど、積み木を買うつもりだったお店が休み。その店にたどり着くまでに相当な時間がかかっただけに残念。その後はキャンパスまで戻り、近くのお店で夕食。インドのkingfisher beerをおいしくいただきました。明日は午前中に別のメンバーと打ち合わせして、午後に辻さんのニホンザルセミナー。

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インド打ち合わせ初日 [研究]

寝る前に水を飲みすぎたのか、夜中に何度も目が覚めてトイレに起きたので、寝不足気味。ゲストハウスのスタッフが朝食を買ってきてくれたけど、量が多すぎる。朝食と昼食と2階分あるのではないかという量。とりあえず白いパンケーキのようなものとカレーを一緒に食べる。辛すぎることなく、おいしい。ただ、もう一つのナンは食べきれないので、昼食用に残しておく。

9時にSomuyaさんが来る予定になっているので、それまでの空いた時間はひたすらプレゼンファイルを見ながら、午後のプレゼンの練習。35分くらいかかりそうだけど、スムーズに話すともうちょっと短くなるか。止まっているゲストハウスからは猛禽の鳥の巣が見えたり、固有種のハナドリが見えたり、ゴシキドリの仲間の鳴き声とか聞こえてきて、楽しい朝。荷物は余裕があったのに双眼鏡を持ってくるのを忘れてしまったのは失敗だった。まあ、他にも今回はバスタオルとか、シャンプーとか、いろいろ忘れてきたものは多い。ホテルに泊まるわけではないので、もうちょっとしっかり準備しておく必要があった。

9時過ぎにSomuyaさんが現れたので、荷物をもって近くの会議室へ移動。McConkeyさんは11時ごろに到着するとのことなので、それまでは個別に打合せ。Somuyaさんもこちらに来るのは久しぶりらしく、部屋を出たり入ったりしていた。Super busyといっていたけど、確かに忙しそう。セミナーは45分話してくれと言われたので、慌てて非表示にしていたスライドを復活させたり、先週、大雪で埋もれた自宅の写真がうけたようなので、そちらも最初にいれてみる。

11時過ぎにMcConkeyさんが到着。しばらくニュージーランドに行っていて、空港から移動してきたらしい。4人で顔を合わせるのは南アフリカのFSD2015いらい。Somuyaさんが、今回の共同研究のように研究成果をまとめるための予算をとれたのは初めて、うまく使いたいと嬉しそう。インドでも研究プロジェクトを進める予算は採れても、それをまとめる時間が足りないらしい。ただ、フリーランスの研究者のMcConkeyさんは、わたしはみんな論文化しているよ!とニコニコした顔で話す。そりゃ、McConkeyさんはそのくらいの発言できる業績挙げているものなあ。

その後も昼食を食べながら、今回の共同研究の申請書を見直し、論文化に向けた情報交換を行う。基本的にはサイチョウ類とマカク類の種子散布に関わる情報をレビューすることになっているけど、実際に論文としてまとめる際にどういった作業仮説のもとにまとめるのか、ストーリーを考える。二人ともゆっくり話してくれるけど、まだ聞き取れないこともあるので、しばし話を中断しながら情報交換。昼食後も話を続け、2時過ぎに今日のプレゼン会場へ向けて移動。

歩いて20分ほどで到着。同じキャンパス内だけど、広いなあ。ここにはアジアゾウの研究で有名なSukumaさんや化学生態が専門のBorgesさんとかが所属しているらしい。残念ながらBorgesさんは不在だったけど、Sukumaさんにはお会いすることができた。たまたまなのかもしれないけど、インドで種子散布に関係する研究者は女性が多いなあ。会場のセミナー室でPCをつなぎ、スライドを確認していると、きれいな写真がいっぱいあるから、FSD2020のfacebookページに載せたらといわれる。まあ、数少ない人に見せることのできる写真ですから、見てもらいましょう。

3時から20名ほどの学生に向けてカオヤイでのサイチョウルイの種子散布に関係する研究を紹介。前半は20年前のデータ、後半はここ10年位、取り組んできた仕事でまだ論文化できていないものを紹介する。もうちょっと種子散布の基本的な情報や考え方を丁寧に説明した方がよかったかもしれない。ただ、未発表のアグライアの実生の生存を15年後に追跡してみたデータはそれなりにインパクトがあったようす。サンプル数は少ないけど、アジアでこんなデータは見たことがないとSoumyaさんもMcConkeyさんも同意してくれたので、さっさと論文化したい。

その後、キャンパス内をウロウロして、打ち合わせを続けて、夕食を食べてからゲストハウスに戻る。ただ、途中、キャンパス内のスローロリスを探しに出かけたりしたので、夕食を食べてから1時間近く歩いた。今日は睡眠不足気味だったこともあるので、セミナー後はちょっと眠い感じだったけど、どうにか無事に今日の仕事は終了。明日はインドでは休日らしいのだけど、Somuyaさんたちと打ち合わせの予定。

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