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IHC2017初日 [学会]

昨日のフライト中にウトウト寝ているので、夜はそれほど眠くなく、何度も目が覚めてしまった。6時ごろに明るくなってきたので、カーテンを開けて、外の様子を眺める。川沿いで眺めがよい。夜のうちにインドの共同研究者からのメールが届いたので、それに返信して、日本側の共同研究者に予定を確認する。みなさんフィールドワーク中だったりするので、なかなか連絡がつかなかったけど、どうにかなりそう。

朝食を済ませてから、会場の様子を下見にでかける。今までの大会の会場と比べるとずいぶんと広い。サラワクの研究事例のポスターがいくつか並んでいる。二次林も利用しているし、哺乳類を狙った自動撮影カメラにクロサイチョウとかシロクロサイチョウが時々、撮影されているらしい。私の論文も引用してもらっていた。狙って調査するのは難しいけど、いろいろな人が持っている撮影データを掘り起こしてみるのは面白いかもしれない。

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受付に行ってみるとタイチームが準備していたのでご挨拶。みなさんも昨夜到着した様子。去年はタイに行くことができなかったので、久しぶりな気がする。アルファベット順に並んだ受付リストに名前がないので尋ねると、いや、あなたの名前は見たよと名札を探してくれたのはKではなくてSのところだった。あ、そうでしたか。その後、インド、シンガポール、マレーシアなどのメンバーにご挨拶。みなさん元気そうで何より。まあ、facebook経由で各地の活動ぶりを見ているので、久しぶりという感じがしない。

今日の朝一番のウエルカムセッションはVIPの到着まで待たされそうだったので、PCを持ち込んでメールチェック。イベント用のツノサイチョウの着ぐるみも来たけど、どうみてもボルネオではなく、スマトラのツノサイチョウ風のカスクだったのが残念。もうちょっとカッコよくカスクを曲げて欲しかったところ。VIPの到着に合わせて大音量の音楽と大量のカメラマンがやってくるのは前回、コタキナバルでHoBのシンポジウムに参加した時とよく似ている。

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今日の招待講演はピライさん。過去40年間のタイでの研究成果をまとめたもので、タイトルはImportance of long-term research: four decades of hornbill studies in Thailandで、いつもの内容をアップデートした話。ただ、単なる研究紹介ではなく、かなりのユーモアを含んだ内容で何度も会場から笑いをとっていた。まあ、私も含めタイチームが野外調査しているときの写真はテロリスト風に見えるかもしれないなあ。あれは2004年にブードーでツノサイチョウを捕獲した時の写真だから、みんなずいぶんと若い。

昼食は発表会場の隣の部屋なので、ほとんど移動しなくてよいのは便利。いったん部屋に戻ってPCのバッテリーを充電しておき、遅めの昼食を済ませる。学会中、ついつい食べ過ぎてしまうので、昼食は控えめにしておく。昼食後から個別の発表で、Session 1はインドネシアのサイチョウの話から。確かに最近、インドネシアの論文がいくつかヒットしていた。ジャワ島でもシワコブサイチョウを研究しているグループがいる。ブータンのナナミゾサイチョウの情報も論文で読んだことはあるけど、実際に調査地の写真を見ると面白い。一番話を聞いてみたかったバングラデシュのサイチョウの話は残念ながらキャンセルされたらしい。

どうもセッションの区切りがよくわからないけど、休憩後はインドコサイチョウの食性の話や、ブルネイやキナバタンガンでキタカササギサイチョウに人工巣を導入した話題。ブルネイではチェーンソウで幹を削って、巣にしようとしているけど、キタカササギサイチョウなら、人工巣を置くだけでよいのではないかな。キナバタンガンでも人工巣を設置しているようだけど、あまり繁殖成績はよくないらしい。

夕食前にホテルの周りをウロウロしてみようと思ったけど、激しい雨であきらめる。さすがに本気で降る中を歩く気にはならない。おとなしく部屋で過ごす。夕食のウェルカムパーティーはタイグループと座って、お互いの近況について情報交換。一通り食べてからは、サラワクの伝統的なダンスなどを鑑賞。男性の頭飾りにはオナガサイチョウの尾羽が6枚使われていた。他の頭飾りにもセイランとツノサイチョウの尾羽が並んでいた。ただ、女性が手に持っていた羽飾りはツノサイチョウの尾羽ではなく、代替品で作られていた。2008年に同じような踊りを観察した時には本物を使っていたのだけど、さすがに代替品を使うようになったのだろうか。その後もMCがいろいろと盛り上げながら、吹き矢で風船を割る余興なんかも行われて、最後はみんなで踊って終了。

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