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校正原稿を確認した [日常]

昨日の夜は研究室の歓送迎会にもかかわらず、アルコールは摂取しなかったので、午前中の集中力を必要とする大学業務も無事に終了。いろいろ悩ましい問題もあるけど、当面は現状を受け入れて対応するしかないだろう。その後は完成した卒論原稿をPDF化して、調査でお世話になった方に送付。どうもありがとうございました。卒研生は3人とも繰り返し同じ調査地に出かけることで、いろいろと発見があったようでなにより。3人ともお互いに調査をうまくフォローしあっていた点もよかった。

夜は昨年度の卒論を手直しして、投稿した研究報告の著者校正。うーん、図表を同一ページにまとめるタイプの組版か。自分で組み直したくもなるけど、ぐっとこらえて、細かいミスの確認。投稿前にしっかり確認したはずなのに全角と半角が統一されていない場所があったり、フォントが不統一だったりする。いつの間にか種小名が大文字になっているところも発見。まあ、この辺の確認作業は担当中のNL編集業務でかなり鍛えられたので、ひたすら単純作業に徹する。

3つの論文のうち、最初の論文は投稿規程にあわせた引用文献リストになっていたけど、後の2つは英語論文の引用形式を間違えていた。文献管理はEndnoteだけど、この雑誌は日本語と英語で著者の区切り形式が異なり、Endnoteで書き出した後に修正しなければいけないのだった…。文章履歴を見るといずれも最初に投稿したバージョンでは修正してあるけど、コメントを反映させて再投稿した時に修正するのを忘れていたらしい。来年度以降も卒論データの投稿先としてお世話になるので、忘れないようにメモしておこう。

来週は締め切りが近づいてきた原稿書きと生態学会のポスター作成。でも今夜から家族が熱を出している。うーん、インフルエンザが学校ではやっているようなので、もらってきた可能性が高そう。気をつけねば。

合同発表会も終了 [日常]

今日は金沢大学植物園の卒研生との合同卒研発表会。両方とも大学としての卒論発表会はとっくに終了しているけど、学内の卒研発表会では、時間が限定される。特にうちの職場では、同じ学科内でかなり専門性が異なるので、あまり突っ込んだ議論にはなりにくい。県内の植物生態学関係者に話を聞いていただき、より専門性の高い質疑応答をこなしてもらうことが目的。もっとも、こちらとしては、調査でお世話になった方への今年度の成果報告と来年度の卒研ネタ探しの意味合いが強い。

こちらの3名も学内の卒研発表会のプレゼンから、情報量を増やしたバージョンで話してもらった。学内の発表では、全体の結果から、わかりやすいところだけ話したけど、今回は結果の解釈が微妙なデータも話して、いろいろと意見をもらうことにしたので、15-17分ほど話してもらった。5名の発表者を含めて16名の参加者で、時間もそれほど厳密には設定せず、質問がなくなるまで受け付けた。まあ、無制限ということはなかったけど、前半はのんびりとやったので最初の3名が終わるまでに2時間近くかかってしまった。

イチョウはもう一年、落下種子を利用する動物相のデータをとってみるか。石川県では、ツキノワグマが結構、イチョウを食べているらしいけど、文献として公表されているものはなさそう。ただ、イチョウは基本、人が住んでいる場所の近くにしかないので、ツキノワグマが山から下りてきたような場合に好んで食べるらしい。においに誘引されるのか、外種皮の甘さに誘引されるのかどちらだろうか?銀杏はかみ割りそうなのだけど、糞の写真でもないかなあ。

夕方は研究室の歓送迎会。3名が卒業し、3名が卒研生としてやってくる。来年度も何か一つでも面白い発見につながる研究を行うことができるとよいのですけど。

掘って食べるらしい [日常]

午前中は前期試験の監督業務で、朝からスーツにスニーカーで対応。ただ、今回の試験室はあまり足音がたたない部屋だったので、それほど気を使う必要はなかった。天候にも恵まれたこともあり、特に大きなトラブルもなく終了。まあ、90分だけなので、それほど疲労感はない。

昼食後に林業試験場のマムシグサとイチョウのカメラを確認。3週間ぶりなので、本気で食べられているとデジカメの電池が終わっている可能性があったけど、まだ林床は雪に覆われていた。そのためマムシグサはまったく減っておらず、イチョウにもほとんど動物は撮影されていなかった。ただ、雪と地面の隙間でアカネズミが食べているのではないかな?カメラを確認するとタヌキが数回通り過ぎていた。ちょっと掘り返しているみたい。春までもう少し継続してみよう。

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減っていません

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まだ雪の下

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タヌキが通過

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テンが通過

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誰かが掘り出して食べた?

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アカネズミが雪の下で食べた?

卒論の関連文献として、2月に入ってからイチョウ本を2冊読んだ。けど、こちらが知りたい種子散布者に関連する新しい情報はほとんど書かれていなかった。ただ、イチョウの基礎情報をイントロでまとめる際には参考になった。あとはGinkgo biloba, a global treasure: from biology to medicineをどうにかして読まないといけないなあ。2013年にペーパーバック化されているけど、17,000円ほどする。けど近くの大学図書館にないんだよなあ。

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イチョウの自然誌と文化史

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Ginkgo: The tree that time forgot

英語の本はちょうど関東が雪に覆われていたときに注文したので、卒論までに間に合うのか心配だったけど、発表会の数日前に無事に到着。こちらも知りたい情報はあまり多くはなかったけど、卒論内容を論文化するときに役立ちそう。基本、イチョウの種子散布は研究されていないと思ってよさそう。本当はもう一年、追加データを集めて3年分のデータで勝負したいところだけど、まずは8月の国際学会までにある程度、再解析と原稿の執筆を進めておきたい。ただ、もう少し古いイチョウの英語本を読んで確認しておく必要はあるな。

植林体験イベントに参加した [日常]

久しぶりに朝市にでかけたけど、あまり購買意欲をそそられるものがなかった。そろそろ晴れた日はジョギングを再開して、春からのフィールドシーズンに備えて基礎体力を高めておく必要がありそう。朝食後はのんびりと東京マラソンを眺めて時間をつぶす。その後は早めの昼食を済ませて、電車でイベント会場へ移動。好天で何より。

会場でまずは石川県の海岸の植林の歴史を学ぶ。石川県って近畿中国森林管理局の管轄だったのか。まあ、海岸のクロマツ林が人工的なもので、比較的歴史が新しいものだということはもうちょっと広く知られてもよいかもね。抵抗性の松について、もうちょっと詳しい話を聞きたかったのだけど、その辺は質問する時間がなかった。マツノザイセンチュウに抵抗性が高いということは、トレードオフで何かを削っているのだと思うけど、植樹個体の定着率が低いのはその辺が関係しないのだろうか。

その後は安宅林風景林を歩き、簡単な説明を受ける。いくつか根元付近で削られた個体は、かつて松脂を採集した痕らしい。いくつかエビフライも発見したけど、ニホンリスは見かけなかった。

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松脂採集痕

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トベラの果実

その後は植林イベントの会場へ移動して、簡単に植樹方法などの説明を受ける。20人ほどで100本ほどの植樹を体験。砂地ということもあり、簡単に穴は掘ることができた。砂で葉を傷つけてしまうことで弱ってしまうらしい。

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これは数年経過した植樹個体

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まずは見本。黒いのは炭。

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一人5本

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植樹後

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帰りは白山がきれいだった

種子散布研究者としては、生態系サービスの代替評価することをちょっとだけ体験することができたという点ではよかったかな。

久しぶりの動物園 [日常]

年末から週末も卒論の修正などであまり家族サービスができなかったので、晴れていたこともあり、午後に動物園へ遠征。冬なので、それほどお客は多くない様子。入り口のすぐ近くに駐車することができた。入り口から順番に一つずつ見ていく。海獣コーナーでは、子供たちは丸っこいバイカルアザラシがお気に入りだった様子。

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レッサーパンダって、冬場はこんなに元気に動き回るのですな。ちょうどお食事タイムだったので、竹を食べるところを観察できた。あんなもの食って、よく消化できるもんだ。

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剥製みたい

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クロサンショウウオ

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こちらは別のサンショウウオの卵塊

途中、動物学習センターでトキクイズ。小学生低学年にはちょうどよい高さだけど、2歳児にはちょっと厳しい。3択なので、適当に押しても進んでいくので喜んで遊んでいた。本当は部屋の中を一通り見てから、展示内容を確認する形のクイズなのだろう。けど、いきなりクイズを始めて、正解し続けていたので、解説係からは、何かの関係者だと思われたかも?

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こんなパネルでお勉強

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適当にやっても80点!

オニオオハシは直接観察するのは難しそう。ヒヨドリやツグミはいるけど、この辺の小鳥なら研究対象にできるかもしれないなあ。でもサンプル数を稼ぐことを考えると、すぐには卒業研究などのテーマに選ぶのは難しそう。

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また、春になって暖かくなってから来てみたい。

卒研発表会二日目も終了 [日常]

今朝も少し早めに大学に来て会場準備。会場が広いので、早めに暖房を入れておかないと寒い。学生が来るまで30分以上、時間があったので、昨日、発表を終えた卒論に目を通して、質問できなかった内容を確認する。指摘したかった点がきちんと卒論では検討されていると、そうだよねえ~と安心する。逆に仮提出とはいえ、ほとんど束ねただけに近いものがあると、本提出までにもうちょっとがんばって欲しいとの気になる。

今回、自分が司会時のタイムキーパーが面倒だったので、ネット上で公開されていた学会用タイマーの中から、シンプルなものを選んでノートパソコンで掲示して利用。発表者にも見える形にしておいたら、学生にも好評だった様子。他のスタッフからも便利だったとの声があったので、来年度も忘れないように学内MLに情報提供しておく。みなさんあんまりフリーソフトとか使わんのだろうか。ベルの時間などの基本的な設定はテキストエディターで変更すればよいので、便利。

二日間、計42件の発表を聞いて、適宜、質問しているとさすがに疲れる。同じ学科内でもかなり研究分野が異なるので、卒研の内容評価は難しいところもある。ただ、プレゼンはもうちょっと練習してから発表して欲しい。発表者が操作するパソコンの位置関係もあって、ほとんど背中しか見えなかった発表も多かった。発表原稿を持つなとまでは言わないけど、もうちょっと聴衆を見て発表して欲しいところ。うちの研究室の卒論原稿には特にコメントがつかなかったので、週末にもう一度見直して、提出予定。あとは来週の合同発表会でしっかり話をしてもらいましょう。

さて、今度は自分の原稿に集中しなければ。卒論原稿を直す合間に引用するべき論文は一通り読んだと思う。それぞれは短くまとめてあるけど、過去に和文総説を書いたときにも、そんなにすらすら書けたわけではないからなあ。結局、英語で書くときより、文章表現が気になるからだろう。英語で書いているときには、そこまで文章表現を推敲できる能力がないだけなんだろうけど。こればっかりは急に改善できるものではないので、日々の努力あるのみ。

Biological Conservationにマカクの種子散布のレビューが掲載されているので早急に目を通さねば。

卒論提出した [日常]

午前中、学生たちが卒論原稿を持ってきたので最終確認。半角と全角の空白が混じっているところや変なところで改行しているところなどを修正。最後に図表と謝辞をざっと確認。仮提出なので、両面白黒印刷して、ホチキス止めして提出。明日の午前中締め切りで持ってくるように先週末に連絡してあったのだけど、予定よりも一日早く終了。早く終わる分にはありがたい。

やはり生データに近いものを附表として掲載しておいた方が興味をもつ人にはアピールできそう。ただ、この研究テーマは自分の専門とはかなり異なるので、専門家から見るとどんな評価になるのかは、投稿してみないと正直わからん。残り二つの種子散布がらみの研究はしっかり国際誌に投稿したいところ。ただ、もう少し追加データが必要なところはあるので、早めに取り組みたい。

午後はエディター業務をこなして、その後は研究費の事務手続き。早めに生態学会などの旅費や学会参加費として使いそうな分を確定させて、消耗品などに使う分を確定させる。調査器具を見積もりしていた分は3月中に納品できなさそうなので、来年度になりそう。研究室用のパソコンのOSアップデートがどうもうまくいかない。

8月下旬はマラッカへ [日常]

昨日の午後に来週の卒研発表会のプレゼンへのコメントは一通り終えたので、今朝はのんびりと起床して、家仕事。学生のプレゼンは残り1週間、毎日10回くらい練習すれば、滑らかに話すことができるようになるだろう。まあ、卒業がかかっているので、そのくらいは練習してもらわないとなあ。

マレーシアのアイムサさんから8月下旬にマレーシアのマラッカで開催されるシンポジウムへのお誘いメール。Seed fate in Asian rainforests: Understanding seed dispersal, seed survival, and plant recruitment in a changing worldなるタイトルでフランスのForgetさんと共同開催するらしい。参加できないなら、日本から誰か参加しそうな人を紹介して欲しいとのことなので、とりあえず、来月の生態学会に参加する種子散布系の人にも転送しておく。

アイムサさんが企画したシンポジウムは2009年に一度、都合がつかずに断ってしまったのだけど、今回は定期試験の成績評価をお盆前に終わらせてしまえば大丈夫だろう。ただ、サイチョウのネタで話すのはちょっと難しそうなので、とりあえず、一昨年からのイチョウのネタで仮登録しておいてもらう。ただ、seed fateはそこまで追えてはいないんだよなあ。この春に実験的に種子をまいてみようかな。

詳細はこちら。http://scbasia2014.org

えーと早割り締め切りは4月19日までだから、来月に登録開始されたらさっさと申し込むことにしよう。いろいろ調べたついでに忘れないうちに来月の生態学会の行きの電車を予約してしまう。夕方にサンダーバードに乗って、のぞみに乗り継げば4時間ちょっとで広島まで到着するらしい。まあ、前泊するといっても早めに到着しておきたい。

7月にオーストラリアで開催されるATBCでも発表したいのだけど、さすがに6月から毎月学会発表というのはちょっとしんどいので、どうしたものか。でも8月に立教大学で開催されるIOC2014とかぶってた・・・。

だいたいできた [日常]

先週から取り組んできた卒論原稿の直しはだいたい終了。卒論原稿の仮提出は19日なので、しばらく寝かせてから、また読み直すことにして、今日は12日が締め切りの要旨の修正。体調を崩すことなどを想定して、少し早めにいろいろの締め切りを設定してあったけど、遅れることなく進行していて何より。あとは20日の発表までにプレゼンを仕上げていくのみ。

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先週は雪で白山もみえなかった。

複写依頼文献が届いたとの連絡が届いたので、さっさと受け取りに出かける。欲しい植物の情報は記載されていなかったけど、ベイトを使った種子散布距離とか推定してある。へー、こんな研究があったんだ。いろいろな情報が日本語文献として公表されているんだなあ。この雑誌がPDF化されるのを待っていたのだけど、残念ながら今回の卒論には間に合いそうになかったので、文献複写依頼してしまった。でも林業試験場までいけばあったかな?

石川県立自然史資料館研究報告に投稿済みの昨年度の卒論原稿は編集作業が進んできた。巻頭のカラーページにいくつか写真を掲載してもらえるようなので、自動撮影カメラで撮影された中・大型哺乳類を中心に選択。2012年にこの場所でニホンジカが記録されていたという事実は、10年後くらいに役に立つのかもしれない。

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問題は自分の総説の進み具合が予定よりも進んでいないところ。まあ、どうしても自分の仕事を一番後回しにしてしまうからなあ。水曜日以降に集中的に取り組む時間をとりたい。

一つ片付いた [日常]

午前中は曇りの予報だったので、雨が降る前に林業試験場のカメラを確認に出かける。昨日、今日と春先と同程度の気温なので、ほとんど雪がなくなっていた。だけど、マムシグサの果実は倒れたまま。雪がなくなっても食べられることはないのだろうか?カメラを確認すると登山客が数名撮影されていた。やはりカメラが気になるらしい。

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まだまだ残っている

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カモシカの足跡

イチョウは相変わらずたくさん落ちていたけど、雪がなくなるとアカネズミがちょこちょこ食べに来ているらしい。食痕がたくさん残っていた。最初の場所はまだたくさんの種子が残っているけど、もう一箇所は落下した種子のほとんどが食べつくされていた。へー、雪がなくなるときちんと食べられるらしい。来年度はもうちょっと種子持ち去りをうまく定量化したい。

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ネズミの食痕

その後は角間のカメラを確認。こちらもほとんど雪が残っていなかった。先日から、竹の伐採作業中で、今日はかなり刈り込まれていた。雪がなくなるときれいさっぱり食べられていた。ただ、一台はカメラの電池がなくなっていて、果実の近くに吐き戻しと思われるものが落ちていた。白いのはマムシグサの種子だけど、茶色はケンポナシに見える。ん?と思って予備バッテリーで写真を確認したら、果実がなくなる前にバッテリー切れになっていた。先日、晴れ間に日光に反応して撮影されたらしい。貴重なデータが得られるチャンスだったのに1個体分、無駄になってしまった。

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マムシグサとケンポナシの種子?

その後、先日作成した調査地の地図を確認するために久しぶりに奥のほうまで歩くと、ため糞にイチョウの種皮を発見。ただし、銀杏そのものは見つからなかった。ケンポナシの種子もある。タヌキなのかアナグマなのかはっきりさせたいけど、アナグマかなあ。

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午後は生態学会の要旨を書き上げて登録作業を終えてしまう。微妙に準備した原稿では文字数オーバーしてしまい、少し削って登録。明日は卒論タイトルを確定させて、その後は2月中が締め切りの事務書類を作成してしまいたい。結構、面倒な書類があるので、早めに準備しておこう。