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ESJ64五日目 [学会]

のんびりと起床するつもりが結局、6時に目覚めてしまった。査読依頼が1件あったので、ざっと中身を確認する。チェックアウト用に荷物を整理して、7時に朝食。今日はヒヨドリだけではなく、メジロがツバキに来ている様子を見ることができた。荷物はコインロッカーに預けようかとも思ったけど、目白駅で降りるのが面倒だったので、結局、大会会場までもっていく。今日は9時半開始なので、あまり人がいない。卒業する学生たちのお土産を探して、鳥はいくつか手に入ったけど、ナメクジは見つからず。財布に意外とお金が残っていたので、クモ図鑑とヘビイチゴ本を購入。ヘビイチゴ本は最後の一冊だったので確保できてよかった。そんなにヘビイチゴが人気なのか?

朝は送粉の企画集会に参加。勝原さんのツユクサとケツユクサの話を真面目に聞いたのは初めて。セイタカアワダチソウの話は以前、大学ビオトープで観察したこともあるのでイメージはつかみやすかった。ただ、あそこまで実験系に持ち込むのは簡単ではなさそう。こちらのセイタカアワダチソウのアブラムシも減ってきている気がする。次のモデルの話は非常に単純化された系なので、なかなか応用できる場面は少ない気はする。ただ、普段、あまり聞かない話なので、違った切り口でよかった。最後は最近、論文が掲載されていた伊豆諸島の海浜植物を利用した研究。大型のハナバチがいなくなると、中型ではなく小型種が大型種不在時に空いた花を利用するのは面白い。最後は石井さんのコメント。送粉系といっても関連する相互作用は膨大。まあ、私たちにできることはその一つ一つを丁寧に調べていくことしかないんでしょう。

お昼は学会大会の改革フォーラムに参加。参加者はそれほど多くはなかったけど、自由集会は貴重な場であると考えている人が多い様子。シンポジウムと企画集会を一本化して、自由集会の開催時間を短くするとかして、全体の労力を減らしながらも、自由集会という形式は残していくことになりそう。それにしてもこれだけの規模になってしまうと、大会を開催できる会場で制限されてしまうなあ。

公開講演会は休憩時間前の4題を聞いてから、大会本部へ移動。大隈講堂の椅子は気持ちが良いので、暗くされるとウトウトとしてしまった。大会本部も撤収作業が行われていた。実行委員会の皆さま、お世話になりました。新執行部も事務局と口頭で打ち合わせできることは済ませてから帰路につく。会員向けのアンケートのたたき台とか、寄付の受け入れ手続きのたたき台とか宿題はいろいろとありますが、週末は査読業務と不在時のメールに返信することを優先しなければ。

ESJ64四日目 [学会]

朝一番で査読依頼した人からお引き受けできませんとのメール。至極まっとうな理由が書かれていたので仕方がない。おとなしく次の候補者に依頼を送る。今朝も窓際の席でのんびりとヒヨドリを観察しながら朝食を食べて、早めに会場に移動。最初は科研費の説明会。特に大型科研費では審査区分が変更されて、より幅広い分野の審査員にアピールできる文章が必要だとのこと。生態、分類、人類学などが同じカテゴリーになるので、どの分野に対してもアピールできる文章が必要ということですな。

総会はほぼ定刻通りに開始。参加者は100名もいないくらいか。あまり大きな議論もなく、粛々と報告事項と審議事項が進んでいく。地区会ごとに地区会費が異なるのは、年会費支払いシステムを導入する際に面倒なので、少しでも簡素化してしまいたい。特に大きな反対もなく新執行部も承認されたので、今日から代表理事なるえらそうな肩書を持つことになってしまった。裏方として、2年間、生態学会を支えていきます。その後は各章の授賞式。一人間に合わないのではないかと思ったけど、ギリギリセーフだった。まあ、そんなこともありますわな。

受賞講演までは大隈講堂の立派な控室で第一回の理事会。まずは顔合わせと簡単な報告事項について。次の理事会は7月でそれまでに検討しておくべき事項をまとめておく。7月中旬は結構忙しい時期なので、時間をうまく使わねば。その後は次回の北海道大会への引継ぎ打ち合わせに参加。次は大学ではなく、コンベンションセンターなのでまた実行委員会の仕事は微妙違うのだけど、前回の北海道大会と同じなので、その辺の情報は流用できるかな。その後はウェブ選挙システム打ち合わせに参加。これで次回の選挙の開票作業は軽減されそう。さすがにこちらは他の学科胃の方がややこしいシステムを作っているので、細かいところを詰めるくらいで対応してもらえそう。

夜は会場から少し歩いたところで執行部のみなさんの打ち上げ。法人化の過渡期に担当したので、通常よりも少し長い任期になって、いろいろ大変だった様子。みなさんとても楽しそうに会話が弾んでいましたが、対照的に新執行部のメンバーはどちらかというとおとなしくしていました。

ESJ64三日目 [学会]

朝食は窓際の席を確保できたのでのんびりとツバキを訪問するヒヨドリを観察。今の時期、ピンクの方が好きなのか?今日は自分のポスター発表だけど、お昼に野外安全管理委員会のフォーラムがあるので、コアタイムにポスター前にいる時間はなさそう。会場到着してすぐにポスターを張り付けて、大会本部に移動。

午前中はフェノロジーのシンポジウムに行きたかったのだけど、中部地区会の年次大会開催打ち合わせ会議に参加。石川県は金沢大学が主担当で地区会の情報はほとんど知らなくって、わたしは地区会の会議には初参加。中部地区だと大会開催できる会場がかなり限られているので、愛知県を中心に会場を探すことになりそう。金沢でもちょうど循環器学会が開催されているけど、金沢駅周辺のホテルくらいしか会場がなくって、金額的に生態学会では無理。年次大会に必要な情報を提供して、執行部の皆さんは退場したけど、わたしはそのまま残って地区会関係の情報収集。若手向けの助成金は大学院生がいるなら、考えようかな。

大会本部で早めに昼食を済ませて、お昼は野外安全委員会のフォーラムに参加。あまり参加者は多くはなかったけど、30名を超えるくらいの人が参加していた。去年も同じような人数で、以前と比べると参加者が少ない。マニュアルが完成したら、もっと講習会的なアプローチを考えてもよいかもしれない。その後はちょっとだけポスター会場でポスター発表。10年以上前のネズミの話だったのですが、わざわざ来ていただきありがとうございました。解析はこんなものなので、参考文献もうちょっと真面目に読んで、サクッと論文化したい。

午後は明日の総会と受賞講演で使う大隈講堂の下見、その後は学会の財政状況について、いろいろと情報交換。懇親会ぎりぎりになって、会場へ移動。生態学研究センター出身のみなさまにご挨拶。みなさん元気そうで何より。

ESJ64二日目 [学会]

朝一番に大会本部で今日のスケジュールを再確認。余裕があるのは午前中だけなので、ざっとポスター会場を見てまわり、種子散布の企画集会T03「森林の哺乳類・鳥類による種子散布システム~最新の定番ツールでどこまで読み解けるか~」に参加。シンポジウムも並列開催された時間帯だったけど、会場はかなり埋まっていた。

企画者の正木さんから企画趣旨の紹介後、最初は永光さんが花粉と種子の移動についてSNP、SSR、microsatelliteなどの遺伝標識やParentage analysis、Gene pool analysis、SGS analysisなどの解析手法について紹介。私は自分で遺伝解析する予定は今のところないけど、論文の査読が回ってくることもあるので、基本的な知識を復習することができてよかった。ただ、英語スライドだったので、うちの学生たちはほとんど理解できなかった様子。

小池さんはタヌキやクマの種子散布の研究について動物側の視点から紹介。体内滞留時間には個体差や性差がある場合もあるけど、結局は動物側の行動パターンに大きく依存して種子散布先が決まる。大量の追跡データがあれば、体内滞留時間のデータは近縁種のデータで代替したとしてもまあまあシードシャドウの推定はいけるのかもしれない。

直江さんは最近の酸素安定同位体を利用して標高方向の種子散布を解明した研究の紹介。広い範囲の標高帯に分布する植物なら、お金を気にしなければ使えそうな手法だけど、ミズキの検量線がイマイチだったのはサンプル数の問題だろうか?それとも結実に明確な年変動がある樹種ではうまくいかないのだろうか?テンが意外と垂直移動しているのだけど、これまでに知られている行動圏サイズから矛盾しないくらいの距離なのだろうか?あと、正木さんからのコメントにもあったけど、垂直移動した先での種子の運命を追跡したいところ。同じ糞から出現した種子が同じ標高帯の種子であれば、一部をサンプリングして、残りを追跡することはできるのではないかな。

最後は吉川さんが森林景観レベルでの種子散布について、最近Biological Conservationに掲載されたばかりの小川で鳥の動態と果実の動態を調べた研究を紹介。謝辞に書いてあるけど、査読者6人に対応するのは大変だったのではないかな。果実資源量の定量化に使っている手法を角間でも使ってみるかな。一度、学生と一緒に練習してみるか。あと最後にちらっと体サイズと体内滞留時間のレビューデータも紹介。しっかりナメクジの体内滞留時間も掲載されていた。

最後にコメントするのを忘れてしまったのだけど、動物による種子散布の研究は非常に沢山の要因が絡んできて、結果もクリアーにはでないことも多いけど、うまい切り口でアプローチできれば、大学院での研究テーマとして十分成り立つと思います。吉川さんや直江さんより下の世代の研究者の参入をうまく取り込んでいけるとよいのだけど。どの発表も自分の研究を紹介するだけではなく、最新の研究成果も紹介していたので、必死にメモを取っていた参加者が結構いた。わたしももうちょっと論文メモ書きの更新頻度を高めたい。

その後はポスター会場で種子散布絡みのポスターと集中講義でお邪魔した大阪市大の学生のポスターをざっと見る。まだシンポジウムが行われている時間で発表者が少なかったのは残念。ただ、今年は種子散布絡みの発表はあまり多くはなかった様子。動物と植物の相互作用分野では、送粉分野のポスターに面白そうなものが多かった。

お昼はEcological Research、Journal of Plant Research、Journal of Ethology、Population Ecology、Plant Species Biologyの編集関連の方々の情報交換会にオブザーバーとして参加。どの雑誌からも査読依頼来るんだよな~。小さい学会だと雑誌を維持するのがけっこう大変らしい。熱帯生態学会ともかなり高齢化が進んでいるので、ちょっと気にしておこう。その後は今大会のメインである執行部の業務内容の引き継ぎ打ち合わせ。うう、貰った情報が多すぎて処理しきれていない。

今日は夜の自由集会には参加せず、総会資料の準備作業のお手伝い。来年は自分たちがやるんだものなあ。8時に終了したけど、飲み会には参加せず、ホテルで早めに休む。

ESJ64初日 [学会]

朝から微妙に頭痛。昨日の夜に油断して、何も花粉症対策をせずに寝てしまったのがいけなかったかもしれない。空気清浄機とかつけたほうが良かったか。シャワーを浴びたらちょっとすっきりしたので、朝食へ。学習院のツバキにヒヨドリが来ている様子がよく見えた。写真撮りたいけど、TG-4では距離がありすぎるので難しそう。明日はもう少し窓側に座ることにしよう。意外と雨が降っていたので、折り畳み傘をもって大会会場へ移動。思っていたよりも寒い。山手線、東西線と乗り継いで早稲田大学へ。人の流れについていったら、会場に到着。大会本部で腕章とスタッフ名札を受け取り、まずは大会企画委員会に参加。今年もいろいろとトラブルはあったけど、どうにか大会にこぎつけることができた。わたしも大津のEAFESから6年間かかわった運営部会からは卒業。

お昼は野外安全管理委員会。来年度こそ野外安全マニュアルを完成させることになる予定。和文誌への見積もり依頼を忘れずにしておかねば。この委員会もかなり長い間、関わってきたので、次年度の更新の際に後任候補を考えておきたい。続いてエコリサの編集委員会に参加。相変わらずたくさんの論文が投稿されてきている様子。特集号もいくつか進んでいるので、来年度も充実した雑誌になりそう。その後は大会本部で執行部の代議員会の準備の見学とお手伝い。

夕方は代議員会にオブザーバーとして参加。代議員会は予定の3時間はかからなかったけど、朝からずっと会議でさすがに疲れた。今日一日で入ってきた情報が多すぎて、優先順位をつけておかねば。今日の自由集会には参加したいものがあったけど、あとで感想ツイートなど探して見よう。

その後は場所を移動して関西地区での年次大会についての情報交換。ずいぶんと情報が整理されてきたので、大変だと思いますがよろしくお願いします。帰りに都電に初めて乗って、駅から目白に向かうつもりが、きちんと確認していなかったら池袋についてしまった。おとなしく山手線で帰る。

JASTE26二日目 [学会]

のんびり寝ているつもりだったけど、6時前に目が覚めた。メールチェックすると筆頭著者の方から、今日中に改訂原稿を全員に送付するとの連絡。突然、巻き込まれてしまった総説だけど、これで担当分の仕事は終わったか。共著者の大部分はモンペリエのATBCに参加しているだろうから、あちらで議論しているのだろう。Tropical Mountain Forestで研究したことがないにも関わらず、特集号に参加したのでなかなか大変だったけど、よい経験だった。

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ホテルからの眺め

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つくばといえばロケット

朝食後にホテルをチェックアウトして、荷物をTXのコインロッカーに預ける。学内で買い忘れた藻類クリアファイルが売っていたので、お土産用に4つ購入する。売店のおばちゃんが、え、4つも買うのという感じの顔をしていたけど、よいできだと思います。コンビニに行くつもりが、すぐにバスに乗って会場へ移動してしまい、昼食を購入するのを忘れてしまった。

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キャンパス内のネジバナ

午前中は口頭発表セッションで、生態の話を聞く。マングローブの根系があれだけむきだしになっていると、根を研究する人にはたまらないだろうなあ。その後は珍しいハンミョウアリの話やワオキツネザルの個体群動態の話を聞く。ハンミョウアリはアゴがカッコ良すぎる。目が大きいので、仮面ライダーっぽく見えなくもない。ワオキツネザルの話は前に本で読んだことがあったけど、外来種のギンネムの駆除なども関わっているらしい。熱帯生態学会で動物がメインの発表は多くはないので、こういった機会に話を聞くと記憶に残りやすい。

午後の公開シンポジウム「変わりゆく熱帯で暮らす人と動物たち」の前に最寄りのコンビニまで歩く。キャンパスが広いと移動が大変だ。それでもうちの大学からの最寄りのコンビニまでの距離よりはずいぶんと近い。昼食を購入して、シンポジウム会場で、時間をつぶす。例年、帰りの時間の関係上、シンポジウムを最後まで聞くことはなかなかできないのだけど、今日は一通り発表を聞くことができた。4名の発表者中、3名は私よりも若い人たちなので、かなり若手が中心となった構成。3名は生態、1名は人類寄りの話で、それぞれ面白い内容を含んでいたので、聞いていて楽しいシンポジウムだった。

http://www.life.tsukuba.ac.jp/~jaste26/#symposium

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前回、南アフリカから帰国した際と同じそば屋で夕食を済ませて、帰宅。3日間、楽しい学会でした。忘れずにNL原稿の依頼とかしておかねば。

JASTE26初日 [学会]

昨夜はそれほど飲んだわけでもないけど、今朝は目覚めたらすでに7時を過ぎていた。ここしばらく、大学院生の調査補助で5時から調査する生活を続けていたので、ちょっと疲れがたまっていたのかもしれない。朝食はバイキング形式で、ホテルに隣接するチェーン店で食べるタイプ。まあ、悪くはない。今日はサイチョウ柄のバティックを着てみたのだけど、派手なグリーンなので、目立つだろうなあ。まあ、ポスター発表のネタもサイチョウだから、悪くはないだろう。

ホテルとバスターミナルの位置関係をきちんと把握していなかったのだけど、こんなに近かったのか。昨日はずいぶんと遠回りして、バス停に行ってしまった。地図、見ておかないとだめだな。今回はポスターを普通紙で印刷して、A4サイズに折りたたんで持ってきた。口頭発表がはじまる前にポスターをはって、先に貼ってあったものをざっと見る。口頭発表は2会場で、A会場は生態より、B会場は人文よりの発表が並んでいる。3分の1くらいが英語発表。留学生が多いけど、日本人でも英語発表がちらほらいるのはこの学会らしい。

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午前中はA会場で、ドローン、泥炭林、森林バイオマス、水利用などの話題を聞く。ランビルの乾燥実験の研究について、きちんと聞いたのは初めて。途中、人文系の発表で聞きたいものもあったのだけど、移動せずにA会場で話を聞く。昼食は大学生協で済ませて、午後もA会場で話を聞く。マレーシアでも国立公園内にClidemia hirtaが侵入しているようだけど、小型鳥類が種子散布に貢献しているのだろうか?ミャンマーの乾燥林の樹木の棒が能力はとても高いとか、シロアリ塚が土壌改良材として利用されているとか、なかなか面白い話題が多かった。

その後は1時間のポスター発表。ビントロングの動物職傾向が低いというデータは、カオヤイのイチジクで延々と果実を食べ続けていた観察からすると納得。フタバガキは種子職昆虫のパラダイスらしい。確かにカオヤイでもフタバガキの発芽実験をするとやたらとゾウムシやガが出てきたけど、カナリウムやアグライアではそんなことなかったからなあ。自分の発表も数人に聞いていただいたので、とりあえず宣伝にはなったか。その後は総会と吉良賞奨励賞の受賞講演。少し押し気味で進んだので、懇親会までしっかり時間がかかってしまったけど、充実した受賞講演でした。3人ともNLに紹介してもらうので、その原稿も楽しみ。

懇親会は学食で開催。年齢層が高い学会だけあって、料理が余っていた。わたしがまだ若い方に含まれるのだから、ちょっと将来が心配でもある。ただ、わたしも学生のころには熱帯生態学会の会員でもなかったし、そもそもこの時期はフィールドワークに忙しい時期だったし。懇親会中にNLの書評用の本を一冊いただく。この本、ちょうど読んでいるところなんだよな。MLに流して、希望者がいなければ、自分で書くかな。

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ホテルに戻ってから仕事するつもりだったので、あまり飲まないつもりでしたが、スタッフの学生さんからコップになみなみと日本酒をつがれたので、結構たくさん飲んでしまった。9時半前にはホテルにたどり着いたので、2時間ほど共著論文の改訂を頼まれた部分のデータを確認して、送付。これで明日はゆっくり起きても大丈夫。

JASTE26前日 [学会]

朝から電車で金沢に移動。通学時間とかぶっているので、混んでいる。新幹線に乗り換えて、上野までの移動時間は読みかけになっていたカッコウ本を読み進める。面白い。自宅の周辺でも最近はよくカッコウが鳴いているけど、何に托卵しているのか気になる。

上野で乗り換えて、北千住からTXでつくばへ。初TX。予定通り昼前につくばに到着したので、昼食を済ませてから、ホテルに荷物を預ける。バスターミナルから、バスに乗って会場の筑波大学へ。270円か、結構、高いし、小銭を準備しておかねば。週末まで天気は持ちそうなので、折り畳み傘は使う必要がなさそう。筑波に来るのは2002年の生態学会以来かと思ったけど、2008年に森林総研に来たことがあったか。それにしても久しぶり。

バスから筑波大学キャンパスを見ていたけど、広いし、樹木が多い。森みたいな場所もあるな。終点から会場まではすぐなので、移動は便利。編集委員会の開催時間まで、周辺をぶらぶらして、会議に参加。1時間半ほどの会議をこなして、その後は評議委員会に参加。今年から評議員になってしまったので、仕方がない。ただ、私が一番若いと思われるので、年齢層はかなり高め。

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夕方はアフリカ料理の懇親会。何語か聞くのを忘れたけど、コーヒーという意味のお店。住宅地にあり、普通にたどり着くのは難しそう。ただ、庭に手製の池があったり、アヒルが飼育されていたりと、ちょっと異国を感じる場所だった。コース料理のメインはウガンダでも食べたエチオピア料理のインジェラだった。ウガンダで食べたのは真っ白なクレープだったけど、こちらはうっすらと茶色のクレープだった。でもまったく酸っぱくなくて、発酵させていないのではないだろうか。それとも米粉で作っているからか?熱帯生態学会とはいえ、今日のメンバーにはアフリカで調査している人は少なく、初めて食べた人が多いらしい。まあ、おしぼりに見えるよな。

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2時間ほどの懇親会を楽しんで、終了。明日は9時半開始。

ESJ63五日目 [学会]

今朝も6時前に起床して、チェックアウトの準備。朝食後にシャワーを浴びて、ホテルをチェックアウトして、仙台駅の新幹線改札口へ向かう。最寄りのコインロッカーに荷物を預けて、身軽になってから大会会場へ移動。一番小さいところで収まったので、300円。地下鉄に乗る前にコンビニで昼食を確保。ポスター会場で研究の打ち合わせを一つこなしてから、ポスターを掲示する。ボードが結構固いので、ピンを打つのにちょっと手間取った。今までは動物植物相互作用のところでしか話をしたことがないけど、今回は15年後の生存率の話なので、植物個体群にしてみた。

午前中はポスター会場をウロウロする。水鳥によるレンコンへの被害は石川県以外でもあるらしい。ある程度、犯人のめぼしはついているらしい。自動撮影カメラのデータを使った新しい密度推定の手法が広域データに応用できるのであれば、すごくインパクトがありそう。既知の個体数密度の場所で、妥当性を比較する必要があるのだろう。

昼食時間は野外安全管理委員会のフォーラムに参加。例年よりもかなり参加者が少ないのは、毎年継続していて話を聞いたことがある人が多いのか、最終日でもう帰ってしまった人が多いのか、どちらだろうか。野外調査中に何かあった時にルーチンワークが決まっていると、意外と落ち着いて対応できるかもしれません。その後はポスター会場へ移動して、ちょっとだけポスター発表。個人で集めたデータとしては、かなり多いと思うけど、どうしてもプロジェクト研究には太刀打ちできないのが微妙なところ。今年は口頭発表に種子散布関係の発表が多かったせいか、ポスター発表にはそれほど多くはなかったかな。ただ、FSD2020のことを考えると来年は企画集会とか考えたほうが良いかも。

夕方の自由集会はきのこる4に参加。最初は外生菌根共生の数理モデル、次はトリュフ、最後に胞子散布するハエという演題。トリュフって強烈なにおいがあるけど、日本国内の胞子散布の現状についてはよくわかっていないらしい。共生している樹木の移動にともなってトリュフも移動してきたようだけど、共生相手さえいれば、意外と散布制限にはならないのだろうか?今回の大会ではクモタケの胞子散布の可能性を検討したポスター発表もあったし、チャコウラナメクジにさまざまなキノコを提示して、採食パターンを調べていた研究もあったし、動物による胞子散布は普段の研究対象とはちょっと違った考え方ができて面白い。今年は卒論でヤマナメクジに取り組んでくれそうな学生が一人いるので、来年の生態学会は学生を連れて参加したい。マムシグサも来年は発表できるようにまとめたいなあ。

終電でよれっと帰宅。明日の午前中にいろいろと事務手続きを終わらせておかねば。

ESJ63四日目 [学会]

二日酔いだけど、いつも通り6時半に起床してしまう。眠いのですぐには朝食に行かずに少し部屋でのんびりしてから、朝食へ。このホテル、パンはおいしいのだけど、毎日同じメニューだった点はちと残念。朝食がいつもパンなので、昼食はおにぎりを購入して、会場へ。さすがに今朝は総会なので、会場にいる参加者が少ない。企画委員会絡みの人たちの集団に混じって、総会に参加。そのうち総会の運営側にまわることになりそうなので、しっかり観察。つつがなく進行したけど、議決権がないとはいえ、もうちょっと会員のみなさん、総会に参加しましょう。まあ、自分も企画委員会に参加する以前は、それほど積極的に参加していたわけではないけど。

その後は各賞の授賞式で知人のみなさんの写真撮影係も務める。その後は昼食を食べて、会場をふらっとしてから、受賞講演をきく。ちょっとずつ時間オーバーした影響で、休み時間が無くなり、そのまま奨励賞もきく。まさか里子に出したヤマナメクジたちが、こんな形で生態学会デビューするとは想定外でした。アカメガシワって、もっといろいろ研究されているのかと思っていたけど、アプローチ次第で新しいことはいろいろ見つかるのですね。

その後は大会改革関係の総会2に参加。劇的に効果があるようなものはなかなか難しいけど、乗り切るには、何かを削るしかないんですよね。黒字になっているのは、一部の会員のボランティア作業に支えられてのことなので…。その後は種子散布関係の研究相談。日本の温帯林で研究する場合は、休眠する植物を相手にするのはちょっと難しいのではないかなあ。

今年の懇親会は開会ぎりぎりに参加。比較的早くに食べるものがなくなってしまった。結局、企画委員会絡みの話題や、職場の愚痴話になってしまいました。その後、松田さんと話していると、思いがけずバッタ博士が登場。生態学会は初参加だそうですが、フィールドの生物学の著者3名でちょっとお話し。せっかくだから、写真を撮影しておけばよかったか。

明日は自分のポスター発表なのだけど、コアタイムは野外安全管理委員会のフォーラムに参加しているので、その前後で発表していると思います。

ナショナルジオグラフィックの日本語版webにオナガサイチョウの最新記事が掲載されている。信じられないほどの数がとられているらしい。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/032200102/