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会議で終わった一日 [日常]

午前中に来年度の学内イベントの打ち合わせ。高校生相手の実習だと何をネタにしたらよいのか悩ましいところだけど、高校生物では知識として習うけど、実際に目にすることが少ない生物を見てみることで決まりそう。まあ、農業ともかかわりがあるし、マメ科植物はどこにでも生えているから、自分で採集してもらうのと実験室内での観察を組み合わせたらよいでしょう。

昼食後は来月の生態学会の理事会の事前打ち合わせ。今回はスカイプ経由で京都事務局に集合したメンバーといろいろと検討。1か月以上前に整理した情報は、MLに流してしまうと忘れてしまっている。自分のした作業なのに思い出すのに時間がかかる。寝かせておいてよいアイデアが浮かぶ場合もあるけど、この辺の事務仕事に関しては、プログラミングと一緒で未来の自分のことを考えて、メモを残しておいたほうがよさそう。まあ忘れないうちに一気に仕上げてしまえばよいんだろうけど。

来年の生態学会は自分のポスター発表はヒメアオキ、学生のポスター発表はカントウマムシグサと両方とも石川県での研究ネタ。あと自由集会が採択されれば、ナメクジの種子散布の話題提供もする予定。もっとも、自由集会は理事会とかと重複する可能性もあるので、発表できるのかどうか怪しいけど、レビューだけでもしっかりやっておかねば。

来月も理事会前に事前打ち合わせの予定。12月はいろいろ予定があるなあ。とりあえず12月の最初は中部地区会の総会に初参加の予定。研究室の学生も発表してもらうことにしたけど、卒論をまとめる前にはちょうど良い機会かもしれない。あと1か月でしっかり図表をまとめてもらいましょう。

今回の連休中に石川県立自然史資料館の企画展(冬虫夏草展−昆虫と菌類の不思議な世界−)に行く予定。

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石川県哺乳類研究会に参加した [日常]

さすがに視察の移動で疲れたので、朝はのんびりと起床。朝のうちにいろいろと片づけ物を終わらせて、体をほぐしに子供とプールに出かける。温水プールとはいえ、さすがに長時間は寒いので、ほどほどにして帰る。

午後から石川県哺乳類研究会の総会が開催されるので、お弁当を持って、研究室に向かう。たまっていたメールのうち、急ぎのものは返信して、その後は同行者から送られてきていた報告書の内容確認。視察に行ったものの、この内容を生かした形のコース設計にまで持ちこめるかは難しいところ。少し写真を並べ替えたりして、全体の体裁を整えて返信。その後、使用する会議室にプロジェクターとPCを設置して、あとは部屋を空けておく。開始時間の2時までに時間があったので、研究室のヤマナメクジたちにエノキを与える。

2時から予定通り総会がスタート。石川県内の哺乳類の情報はこの会に参加したときに聞くくらい。最近は登山客や観光客が気軽に写真を撮影して、報告することができる。真面目にシステムの構築に取り組めば、もう少し希少種の情報を集めることができるかもしれない。しかし、哺乳類研究会もメンバーの年齢構成が非常に高い方に偏っているので、現在改訂作業中のレッドデータの作業を次は誰がやることができるだろうか。

最初は石川県の大型哺乳類の現状について、Nさんからの報告。行政データとして収集されているものだけど、管理計画に利用している個体数推定や分布拡大情報などが紹介される。参加者からニホンカモシカの推定値はかなり古いので更新が必要とのコメント。

次は環境アセス絡みで行われているコウモリ調査。タイ南部にいたころにコウモリ調査をちょっとだけ手伝ったことがあるけど、カスミ網に絡んだ個体を外すのは結構大変だった覚えがある。ハープトラップって普通に使われているのか。コウモリでも音で誘引するようなことが行われているらしい。ちょっと驚いたのはコウモリの寿命。こんな体サイズなのに、寿命は長いのね。いろいろ個体識別で来ているので、個別データをしっかり解析すると面白そう。

最後は能登半島のコウモリ相の調査の話題提供。海外の風発ではコウモリがぶつかる場合もあるらしい。森林性のコウモリは調査がなかなか難しいようす。確かにねぐらを頻繁に変更すると追跡調査は難しいだろうな。人工ねぐらなどを利用するような仕組みを作ることができれば、面白いことがわからないだろうか。実はかなり移動している可能性も高そう。ほとんど聞いたことがないコウモリ調査の実際をじっくりと聞くことができてよかった。

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豊岡から青垣へ [日常]

5時半ごろに目が覚めたけど、うだうだして過ごす。6時半ごろからニュースを見ながら、メールをチェックして、急ぎのものに返信しておく。昨日の飲み会でも話題になっていた対馬のカワウソはユーラシアカワウソだったらしい。まあ、そうだわな。7時に朝食にでかけて、予定通り8時10分にロビーに集合して、レンタカー屋さんへ移動。雨はほとんど降っていなかった。目的地に着く前に稲刈り後の田んぼにいたコウノトリを観察。雨が降りそうだったので、双眼鏡とかCoolpixも持ってくればよかったかな。

最初にこちらの施設の成り立ちについて、いろいろと情報を教えていただき、その後は実際に施設内を見学して、あっという間に2時間半ほどが経過。以前にも来たことはあるけど、今まで見学したことのない場所もあったし、この数年間にいろいろと変わっているところもあったので、来てみてよかった。裏山はシカがたくさん出るとの話だったけど、実際、車での移動中に10頭ほどの群れが道路を通過していくのを見ることができた。石川県では見られない光景だなあ。

その後は午後に訪問する施設のある青垣に向けて車で移動。途中、円山川沿いでコウノトリを見かけなかったけど、白いサギと黒いカワウのコントラストがなかなかきれいだった。途中、昼食を済ませて、目的地近くの道の駅で時間調整。でも時間調整せずにさっさと目的地を訪問してしまえばよかったのかも。わたしはここに来たのは初めて。まあ、車がないとなかなか来るのは難しい場所でもある。

こちらでも施設の成り立ちについて、いろいろと情報を教えていただき、その後は施設内を見学して、あっという間に2時間半ほど経過。獣害対策の話は聞いてはいたけど、具体的な中身はよく知らなかったこともあった。まあ、いろいろと悩ましい問題もありそうだけど、同じような問題は石川県でも生じることはあるだろう。ただ、石川県では獣害による被害金額が兵庫県よりも格段に少ないので、なかなか同じような対応をするのは難しいだろう。以前、兵庫にいたころに廃棄処分になるところだったタイリクオオカミのはく製がきれいに飾られていた。日本の哺乳類と比べるとずいぶんと大きい。

予定よりも遅くなったけど、福知山に向けて出発。カーナビが示す最短距離を進んでいくと峠越えのずいぶんと狭い山道だった。まあ、明るい時間帯でないと運転する気にならないような道だった。兵庫県から京都府に入ったら、道がきれいになった。福知山でレンタカーを返却して、電車の切符を変更して、特急きのさきで京都に向かう。車内で今日の視察内容を簡単にメモしなおして、あとは日記にメモしておく。もうちょっと写真をいろいろと撮影しておけばよかったかもしれないけど、まあ、いいか。

問題は今日の視察内容をこれからの大学運営にどの程度生かすことができるのかだけど、すぐには結果が出そうにないものばかりなので、なかなか難しいところ。
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大学キャンパスでシロハラを拾った [日常]

昼から豊岡に移動するので、朝のうちだけ研究室に顔を出す。急激に気温が下がったけど、ヤマナメクジたちは元気な様子。研究室でメールに返信していると、大学事務からスズメのお宿になっている中庭に鳥が落ちているとの情報を教えてもらう。とりあえず、ドバトやスズメではなさそうなので、ビニール袋をもって拾いに行く。

落ちていたのはシロハラだった。今日は雨が降っていたから、窓ガラスが見えにくかったのだろうか?もうこの辺をウロウロしているのね。電話をいただいた事務のメンバーにもちょっと見ていただき、フレッシュな状態なものであれば、引き受ける旨伝えておく。今までも学生が拾ってきたものは、ラベルを付けて冷凍保存しているので、同じように通し番号をつけて冷凍保存。それほどたくさんのデータがあるわけではないけど、10月上旬から中旬にかけて、渡り途中の鳥を拾っていることが多い。まあ、この時期はぶつかる可能性があるから、気にかけているので拾う数が多いだけかもしれないけど。

10時前に切り上げて、いったん自宅に戻ってから、出張準備を整えて、駅に向かう。小雨が降っているので、面倒だけど傘をさして歩く。10分ほどとはいえ、ちょっと面倒くさい。移動の車中は届いたばかりのローカル認証の本を読んで過ごす。分野違いのところは日本語の本がありがたい。扱っている対象は様々だけど、視点を変えると共通点もいろいろとありそう。まあ、石川県ではどのように活用していくことができるか、すぐには思いつかないけど、そのうち役に立つこともあるだろ。

予定通りの時間で新大阪に到着し、こうのとりに乗り換えて、豊岡を目指す。まだまだ先は長い。兵庫県に住んでいた頃には、よく利用した電車だけど、明るい時間帯にあまり乗ったことがないので、しばらくは風景を眺めて過ごす。三田周辺になると稲刈り前の田んぼがチラホラ見えたけど、これは酒米だろうか。菊姫が使っている山田錦ってこの辺だったよな。

豊岡に着くころにはすっかり暗くなり、小雨の中をホテルまで移動。さすがに暗かったので、移動中の電車からはコウノトリを見ることはできなかった。駅からホテルまで歩いてきて思い出したけど、2010年にピライさんと来た時に利用したホテルかな。チェックインしてからは、荷物を整理して、メールをチェック。急ぎで返事をしなければいけなさそうなメールはなかったので、帰宅してから対応することにする。

夕食は隣のホテルの1階の飲み屋で豊岡の幸をいただく。OさんとOさんがそういったつながりだったとは知りませんでした。いろいろと苦労話や昔話を聞きながら、2時間ほどの夕食は終了。明日は豊岡、青垣、福知山を経由して、京都から帰宅する予定。先は長い。
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後期のゼミがスタート [日常]

朝一番でメールチェックすると先日、能登島の実習に出かける前に投稿した論文の査読コメントがもう戻ってきた。2週間で査読結果が戻ってくるとは思わなかったので、ちょっと対応する時間を作らねば。卒業した学生のデータをベースにして、かなり修正したつもりだったけど、考察で先行研究との比較が足りないとの指摘。うん、確かにもうちょっと真面目にデータを拾い上げて、訪問した鳥の種数や果実の持ち去り量を比較することはできるか。というか、本来は卒業研究としてまとめる際に先行研究との比較をしっかりできていないことが問題か。

今週から後期の講義が開始。といっても水曜日からなので、まだ日程的には余裕があるうちに大学農場に設置中の自動撮影カメラを交換。熟し始めた頃は食べられていたけど、最近はほとんど食べられないなあ。その後はヤマナメクジたちの世話をして、様子をチェック。2014年に研究室にやってきた個体で生き残っていた2個体のうち、1個体が死亡してしまったので、大型のヤマナメクジは昨年、秋にやってきた2個体とあわせて3個体になってしまった。まあ、その子孫たちは数十個体いるので、それなりに世話をするのは大変。

午後は後期初めての研究室のゼミ。今回から3年生も参加するので、前期と比べると倍くらいの参加人数。3年生からも積極的に発言して欲しいところだけど、今日は発表する側の準備不足で、ほとんど内容が伝わっていない感じ。その後、これからデータを取る卒研生の一人の調査候補地となる大学ビオトープの植物の開花状況と訪花昆虫などを観察。今はアキノノゲシが咲いていて、セイタカアワダチソウがつぼみを付けていた。アキノノゲシはハナアブやハナバチ、モンシロチョウなどさまざまな訪花昆虫が訪れていた。

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夜は送ってもらったばかりの論文に目を通す。これ直接観察でやったのか。スゴイな。写真もきれいだし、インパクトのある仕事になると思います。というか、わたしも続きの仕事をどうにかせねば。
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能登島丸かじり2017三日目 [日常]

昨日の夜に入浴を逃したので、朝風呂。源泉を引いているらしいのだけど、そのままだとかなり熱い。風が少し強くなってきたけど、それほど台風の影響はなさそう。ただ、7時の町内放送では、火事に注意するようにとの連絡が流れていた。今日の朝食も干物を焼いておいしくいただく。

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荷造りして、車に詰め込み、8時に集会所へ移動して待つ。その後は9時45分ごろまで発表準備を続け、10時前から3班が順番に発表して、1時間ほどで終了。毎年、継続調査を行っているグループや私たちのように久しぶりのグループなどいろいろだったけど、学生がまとめた内容は2泊3日の実習としては、悪くはないだろう。問題は5年間、単位とは関係なしにこの実習を続けてきての成果だろう。基本的な生物相や水質などの情報は蓄積されつつあるので、地域資源の発掘には多少は役立っているだろうか。

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昼食は親子丼を食べて、予定通り13時にバスを見送って帰宅。のはずが、バスに乗ったTAから電話があり、携帯電話を宿に忘れたTAがいるので、探してみてほしいとのこと。宿に向かうとすでに確保されていた携帯電話を受け取る。最後に忘れるなよなー。途中のSAでバスに追いつき、携帯電話を渡す。学生ならともかく、TAが忘れるなよなあ。能登島を出発してから2時間ほどで研究室に到着。長崎地区のみなさん、お世話になりました。

さすがに疲れているけど、3日分のメールをチェック。一つ査読仕事が増えたので、週末に一つは片づけておきたい。実験室のナメクジたちの世話をしてから帰宅。残念ながら、大型個体が1匹、お亡くなりになっていた。このところ餌を食べていなかったのと体重が減少していたのでちょっと心配していた個体。角間で捕獲したのが2014年の10月7日で、3年間ほど実験室にいたことになる。このサイズになるまでにどのくらいかかったのかわからないけど、実験室で産まれた卵から孵化した個体を見ていると1年以上はかなりそうなので、少なくとも5年くらいは生きるのだろうか?

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能登島丸かじり2017二日目 [日常]

6時半に起床して、のんびりとニュースを見ていると、ミサイル発射。その後はそのニュースばかりになってしまう。7時半の朝食後は、3グループに分かれて実習に向かう。わたしたち里山グループはスギ林の調査地へ。まずは毎木調査の説明でガンタッカーの使い方とか、DBHの測定方法や樹高の測定方法の説明。クリノメーターも使いやすい。最初は10m四方の調査区を考えていたけど、人数も少ないので、10m×5mの長方形の調査区を設定して、その中に生えているスギのDBHや樹高を測定してもらう。樹高は高い個体で25mくらい。学生がスギドクガを見つけたので、触らない用に注意しておく。ここのスギはツタウルシがないので、安心して測定できる。昨日、TAが設置しておいた自動撮影カメラを確認するとイノシシ親子が複数回とタヌキが撮影されていた。

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朝食

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焼きたてがおいしい

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樹高計を使ってみる

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オオジャゴケらしい。

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ムカゴイラクサの棘

その後、地面を掘りたいという学生に1mより深いところを掘ってもらう。うちのグループはスポーツに秀でた学生が多くって、体力には自信がありそうだったけど、地面が固いことに驚いていた。そりゃ、ここまで深く掘ることは普通ないよね。人間一人が余裕で入ることができるくらいの土壌断面をしっかり観察してもらう。O層が深さ1cmくらいしかなく、A層が深さ5cmくらいまで。いくつかの深さから土壌サンプルを採集して、一旦、宿に戻って昼食。スギ林にしては落葉が少ないのだけど、すぐに流されてしまうのだろうか。昼食は再びカレー。前に来たときも昼食はカレー2連荘だったかな?

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穴掘りで学生たちの電池が切れてしまったようなので、他のグループよりも少し長めに休んで、午後は尾根の調査区へ移動。こちらではすぐに調査区を設定して、毎木調査に取りかかる。こちらの樹高は高いものでも10mを少し超えるくらい。これだったら、12mの測稈を持って来ればよかったなあ。今更だけど、学生たちは対象樹木の一番高いところがどこかよく分からない様子。そりゃそうか。どの枝がどの樹種か瞬時に判断はできないか。樹種名が現地で判断できないものは高枝切りばさみで採取して、あとで同定してもらう。まあ、ヒサカキ、ネジキ、スダジイ、ヒノキくらいしかないんだけど。ヒサカキがよくわかっていないようす。

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こちらの自動撮影カメラのイノシシは6頭も子供がいた。私たちがくる10分くらい前にキツネが歩いていた。2時間ほどで調査を終えて、宿に戻る。途中、TAがアカテガニを捕獲したので、宿に持ち帰って、他の学生たちにも観察してもらう。

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夕食まではデータ整理を進めて、夕食後は明日のプレゼンの準備。もっと早く眠るつもりだったけど、学生たちが23時ごろまで資料作成していたので、それにつき合って、時々、学生たちの論理構成がおかしくなりそうになると、適宜、助け舟を出して、考察のお手伝い。一日で得られたデータからいえそうなことはそれほど多くはないということが伝われば十分かな。

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能登島丸かじり2017初日 [日常]

早起きして朝食を準備して、7時過ぎに自宅を出発して大学へ。涼しくて気持ちのよい実習日和。研究室に準備しておいた荷物を車に積み込んで、集合場所へ移動。7時45分には参加学生とTAがほぼそろい、予定通り8時に大学を出発。私も車で能登島へ向けて移動。海側環状が結構混んでいて、のと里山海道に行くまでに結構な時間がかかる。今年も能登島の手前のコンビニでおやつを買って休憩して、10時ちょうどに今回お世話になる長崎地区の民宿、浜弥と吉兵衛へ到着。

バスが予定よりも遅れて10時半に到着。午前中の散歩の時間を少し短くすることにして、荷物を宿において、10時45分からこれからの3日間の実習で使う場所を散歩する。3班12名の学生とTAと教員がいるので、目が届きやすい人数ではある。デジカメと双眼鏡を渡して、明日の河川実習で使う川、里山、今日の午後に生き物を探す海を順番に歩いていく。ミンミンゼミとツクツクボウシの鳴き声が響く中を散歩しながら、見かけた生きものを解説していく。ジャゴケやクロモジの匂いを嗅いでみたり、スダジイや枯れかけたアカマツなどを観察してもらう。2014年に来たときと比べるとイノシシの足跡が増えている。明日、里山調査をするメンバーには、ヤマウルシとツタウルシをしっかり覚えてもらう。ネジバナが咲いているけど、これって秋に咲くタイプ?1時間ほど歩いて、午後に調査する海を見てから、宿に戻る。

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昼食は毎年の定番カレーをいただく。13時からは学生たちは海で海藻と生きもの調査の実習。私たちはTAを連れて、明日の里山調査の準備にでかける。尾根と谷に調査区を設定して、土壌断面を見てもらって、そこに生えている樹木の毎木調査をしてもらう予定。

最初の調査区はスギ人工林で、もとは水田だったところに50年ほど前に植林されたものらしい。こんな海の近くまで稲作していたんだなあ。谷間で湿っており、林床はリョウメンシダに覆われていたけど、ちょっと黄色くなりかけたサトイモ科の葉が見えると思ったら、立派なウラシマソウだった。お、果実があるじゃないですか。もっと近い場所だったら自動撮影カメラで観察するけどなあ。教員とTAで順番に交代しながら1mほど穴掘りしたけど、教員Kさんの圧倒的なパワーの前に残りのメンバーはちょっと手伝ったくらいになってしまった。さすが専門ですな。1時間ほどでスギ林の調査区の準備を終えて、次は尾根沿いの照葉樹林のところで調査区の設定。こちらは1m掘るのはしんどいので、斜面を削って、土壌を観察してもらう。きれいな褐色森林土が見える。2時間半ほどかけて明日の実習の準備を終える。ついでにTAに植物を覚えてもらって、明日に備える。まあ、いままではブナ林でしか調査していないから、すぐにはわからないかな。

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山の中にはアカテガニ

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その後は海調査を終えた学生たちの同定作業を見に行く。海藻・海草は普段、同定したことがないだろうから、苦労している様子。例年よりも実習参加者が少ないので、数をこなすのは結構大変。ホンヤドカリやイシダタミなど、たくさんいる生物の他にもサザエやムラサキウニ、アメフラシを捕まえてきた学生もいたようす。ホンダワラの仲間の同定に苦労しているようだけど、Iさんにヒントをもらいながら同定を進める。まあ、難しいよね。

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17時20分ごろまで同定作業を進めて、その後は一人1枚の海藻標本を作成して、夕食へ。18時30分からの夕食タイム後はお風呂休憩と明日と予習。わたしは布団に寝ころびながら、来週が締め切りの査読原稿を読み直す。来週初めには仕上げてしまいたい。22時半ごろに早めに就寝。

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オオシロカラカサタケが出現した [日常]

先週から一昨年卒業した学生の卒論を手直ししていて、ようやく昨日の夜に投稿。朝メールを確認すると受け取りメールと原稿ファイルの際送付依頼が来ていたので、すぐに返信しておく。今日は明日からの実習3連荘の代休。けど、実習の準備があるので、のんびりと出勤。

大学キャンパス内に設置している自動撮影カメラを確認するために農場に出かけるとソバの花にセセリチョウ、セイヨウミツバチ、モンシロチョウなんかがたくさん飛びかっていた。講義がある時期にこのくらいまとまって訪花昆虫がいるとよいのだけど。来年の講義に備えて、ソバの花の拡大写真と訪花昆虫を撮影しておく。自動撮影カメラで観察中のヨウシュヤマゴボウはかなり果実が減ってきた。ムクドリが群れでやってきて食べたり、キジバトが訪問している様子。でも開けた場所に設置してあるので、風による無効撮影がほとんど。

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ついでにキャンパス内に突如出現したオオシロカラカサタケを撮影しておく。多分、キャンパス内で見たのは初めて。春に屋上の隙間にたまっていたドバトの糞が投入された場所の近くに出現したもの。大きいものは傘の直径が20cmある。これも講義資料として活用できそう。さすがにうちの学生でも食べようとは思わないと信じたい。

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科研費の共同研究のお誘いメールが来ていたので、可能な範囲でお手伝いすることになりそう。まあ、地元であればどうにかなるでしょう。その後は昨日、投稿した論文の続きの卒論を読み直す。昨年度の研究だけど、いろいろと手直ししたいところが出てくる。どうしても英語の論文を網羅するところまではできていないので、その辺は新しく引用文献を追加するしかない。必要な文献は読んでメモってあるので、それほど時間はかからないとは思うけど、さっさと投稿しないと新しい論文が出てしまうので、早めに片づけてしまいたい。

ええ、喜んで査読しますとも。
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トノサマガエルは健在だった [日常]

今日は休みをとって、朝から実家の稲刈りの手伝い仕事。コンバインで刈り取って、袋にたまったら軽トラに積み上げる作業。今日は人手が足りなかったので、去年、検討していたカエル調査の余裕はなかったけど、飛びだしたカエルは確認しておいた。最初の田んぼでは、トノサマガエルはオスが1頭、メスが1頭のみで、残りはアマガエルばかり。今年は小さなトノサマガエルやツチガエルを見かけなかったけど、この田んぼでは繁殖できなかったのだろうか?コンバインで田んぼの外側から刈り進めていくと最後に残った稲にはカエルやらバッタがたまっていて面白い。

予定通り午前中に刈り取りは終了。まあ、狭い田んぼしかないもんで。刈り取った稲をカントリーに運び込んで、品質を確認。去年よりもずいぶんと水分量が高い。ちょっと早く刈りすぎた感もあるけど仕方がない。自宅の横の田んぼは自由に使ってよいそうなので、今年は冬水田んぼにしてみようかと画策中。ただ、用水の水はそろそろ減ってくるので、やるなら早めに対応しないといけないかな。

午後は研究室に出かけて、ナメクジたちの世話。去年の冬に埋まれたちびっ子たちのうち、1頭が死亡していた。死因は不明。7月に同居させていたヤマナメクジたちは交尾していれば、そろそろ産卵するはずだけど、うまくいったかしらん。ついでに卒論で使っているカタツムリたちも世話。ナメクジと違って、カタツムリは乾燥すると殻に閉じこもるからいいなあ。

先週末に学内のヨウシュヤマゴボウに設置した自動撮影カメラを確認。三脚がひん曲がって倒れていて、肝心のカメラが見つからないと思ったら、下の水路に水没していた。作業車が通過したときにでも巻き込まれてしまったのだろうか。別の個所のカメラは問題なく作動していたけど、日時設定をしていなかったことが発覚。久しぶりにやる調査だといろいろと抜けているなあ。果実を食べている映像を撮りたかったので、とりあえず置いてみたのがよくなかった。調査のつもりで、しっかり準備しないといけませんな。さいわい水没したカメラはあまり動いていなかったのか、内部までは浸水していなかった。

先週から夕方にプールに通っているので、今日も50mプールで平泳ぎ。夕日が沈む前に1000m泳ぎ終えて帰宅。初日はさすがに疲れたけど、二日目以降は休憩なしでも泳げてはいる。久しぶりに水泳したけど、続けて泳ぐと喉が渇く。とりあえずお盆前の体重には戻った。上半身の筋力が落ちているので、補強運動も組み合わせたほうがよさそう。

適度に運動した後は論文書きが進む気がするけど、ポスドクの頃の生活リズムの名残だろうか。日本語の論文で、早めに片づけてしまいたいけど、夜中まで頭が活性化してしまうのが難点。朝からフィールドワークして、午睡後、論文書くような生活にできんかな。さすがに今日は稲刈りとプールの運動で十分なので早めに就寝。

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